ベッキー出演「ワイドナ」10・4% サンジャポに勝利もトップは“伏兵”
ベッキー(32)がゲストコメンテーターとして出演した9日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10・00)の視聴率が10・4%を記録し、同時間帯に放送されたTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜、前10・00)を初めて上回ったことが11日、分かった。「サンジャポ」は10・2%で、「ワイドナ」とはわずか0・2ポイントという僅差。両番組はし烈な争いを見せたが、同時間帯で最も数字が高かったのは日本テレビ系の「誰だって波瀾爆笑」(日曜、前9・55)だった。
同番組は9日の放送で11・3%を記録。前週の8・6%(前4週平均は7・7%)から大きく数字を伸ばした。日本テレビによると、「10月から90分に枠が拡大し、単純比較はできないが、2016年では1位の数字」と、同番組では“今年1位”の最高視聴率を記録し、見事に逆転した。
ゲストの俳優・沢村一樹が軽快なトークを披露。爆笑問題(サンジャポ)やダウンタウンの松本人志(ワイドナ)らが芸能ニュース、時事問題に切り込む形の両番組とは別の路線が奏功した。前週では「サンジャポ」の10・8%、「ワイドナショー」の8・9%に次ぐ3位だった。
「ワイドナ」ではベッキーが5月13日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」以来、約5カ月ぶりに地上波のテレビ番組に出演。活動自粛の原因となった「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)との不倫報道について「傷付くグサッていうのもありました」と赤裸々に語るなど大きな話題となった。同番組は2014年4月に深夜から日曜の午前中に放送時間を変更している。(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)