ASKA逮捕後初ステージ 飛び入りし「マイク持つ感触」に感慨
覚せい剤取締法違反(使用、所持)などで14年9月に懲役3年(執行猶予4年)の判決を受けた歌手・ASKAが9日、自身のバンドのメンバーのライブに飛び入り出演し、ソロでの代表曲「はじまりはいつも雨」など2曲を熱唱した。逮捕後、ライブのステージで歌ったのは初めてとみられる。10日付けのブログで明かしている。
ASKAは逮捕直前の14年4月29日に玉置浩二の東京公演に飛び入りしており、2年半振りのステージとなった。
10日のブログで「昨夜は、みなさんが書かれているとおり、ASKAバンドの一木君、そして、古ちゃん(古川昌義)のライブに飛び入りをしました」とギタリスト・古川昌義とコーラス・一木弘行が開催したライブに飛び入りしたことを報告した。
逮捕後初となるステージで「はじまり…」と新たに作った「FUKUOKA」の2曲を歌ったASKAは、「久しぶりのステージ。ハンドマイクを持つ感触。暗がりの司会に映るお客さん。僕は、大事に大事に『FUKUOKA』を歌いました」と感慨深げに記した。
そして、復帰のステージを“演出”してくれた古川、一木に「ふたりともに『ありがとう』です。音楽は素晴らしい。そんな夜でした」と感謝の思いを伝えた。
逮捕後初となるアルバムをレコーディングしていたASKA。この日のブログでは、「都内の何処のスタジオも、コンプライアンスの問題で、僕には貸してくれませんでした」と東京ではスタジオを借りることができなかったことを告白。自分が持つスタジオですら、スケジュール管理を任せている会社のコンプライアンスにひっかかり使用できず、「結局、自分のスタジオも借りられない状況を突きつけられました」と明かした。
結局、故郷である福岡のスタジオが借りられることになり、9月22日から25日までレコーディングができたという。