泉谷しげる ディラン受賞に「違和感」
名曲「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などで知られる米国のシンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(75)が2016年のノーベル文学賞を受賞することが13日、決まった。歌手の文学賞受賞は初めて。シンガーソングライター・泉谷しげるは同日、ブログを更新し、「似合わないなぁ…この『違和感』どーしてくれるンじゃい!」とつづった。
泉谷は「えぇえー!あのボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したぁあ!?少し落ち着こうボブ・ディランがノーベル賞かぁ~似合わないなぁ…この不思議な「違和感」どーしてくれるンじゃい!(笑)」と驚きをブログで伝えた。
泉谷は、世界中のロッカーに多大なる影響を与えたことを認めた上で、「オイラは何故この受賞をこころからよろこべないのだ!?(笑)」と自問自答した。
その理由を「おそらく、近年の歌い方が好きになれないからだろ…」とし、「近年のグズグズの歌い方が嫌でライブに行く気にならないのだよ!いくら歌詞が良くても歌力あってこそである!」と手厳しく、「ノーベル賞を得たなら少しは心入れかえて雷を落とすようなアノ声を聞かせやがれよ!」と“ロックの神様”を愛するが故のゲキ。
さらに「ボブ・ディランが受賞式に出る姿なンざ観たくないないな~見るなきっと(笑)」と複雑な思いとともに伝え、最後は「素晴らしきボブ・ディランみんなに愛されてンだな受賞おめでとう」と祝福した。