六角精児、ギャンブルで借金1000万円 ブレーク前の極貧生活明かす
俳優の六角精児(54)が15日放送のBS朝日の「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像~」に出演し、俳優としてブレークするまでの極貧ギャンブル生活を振り返った。
一浪して学習院大学に通っていた六角は、「20歳前からパチンコ、パチスロ」でギャンブルにのめり込み、「それから競輪、いまは競艇ですかね」と賭け事との付き合いを続けている。
もっとも、一時期は収入の8割がギャンブルに消え、家賃も7カ月滞納したことがあるという。借金もふくれ上がり、「総額は最高で1000万弱、ひとから借りたり、利子付くお金はその半分ぐらい。借金があってギャンブルやってると、どんどん負けますからね。僕は2万円を100万円にしようとしてギャンブルに行っていた」と振り返った。
40歳前には食事にも困るようになり、「一番苦しいときは、2週間を560円で生活したことがある。若干米があったので、カレーのルーを少しずつ水で薄めて食べたり。パチンコの残った玉でもらったチョコレートを見つけて食べたり」と頭をかいた。
その後、2000年に40歳を目前に人気ドラマとなった「相棒」のオファーが届き、鑑識の米沢守でブレークした六角。「なんかわらしべ長者のように大きくなっていきました」としみじみ。
借金生活については、「借金が増えるに従って人の信用もなくなった。これで思うのは、借金はしてもいいけど、自分で返さないと何にも分かんないです」と自分を戒めていた。