瀧本美織「とっとりふるさと大使」に就任! 名前が梨に!地元実らせる
女優の瀧本美織から名前を取った梨ブランド「みお梨(り)」が誕生することが瀧本の25歳の誕生日である16日、分かった。故郷鳥取県の「とっとりふるさと大使」に選ばれ、鳥取砂丘で委嘱状を贈られた瀧本はゆるキャラ創作にも意欲。空港に名前が付く漫画「名探偵コナン」「ゲゲゲの鬼太郎」、解放区宣言が話題のゲームアプリ「ポケモンGO」と並ぶ“3本目の柱”となり、朝ドラヒロインの知名度を生かして地元をアピールする。
高校までの18年を過ごした故郷で「ふるさと大使」に任命され、知名度を借りたいと瀧本の名が梨になった。
鳥取市内の橋本園で発売される新興梨が、父・浩志さん(55)発案のブランド名「みお梨」となる。二十世紀梨を品種改良したもので、みずみずしさと酸味が特徴。思わぬ誕生日プレゼントに元祖・美織は「うれしいです。何かに名前が付いたことはないので」と笑顔がこぼれた。
昨年、1929万人が県内を訪れた。2つの空港には原作者が県内出身の縁で「鳥取砂丘コナン空港」「米子鬼太郎空港」と命名し、鳥取砂丘はゲーム解放区宣言してポケモンGOを推奨するなどあの手この手。アニメ、ゲームに続けとばかり「負けないように鳥取をいっぱいアピールするけ、みんなも来てな~。待っとるけ」と鳥取弁で意気込んだ。
フジテレビ系ドラマ「キャリア~掟破りの警察署長~」(日曜、後9・00)に刑事役で出演中。ダジャレPRで知られる平井伸治・鳥取県知事(55)は「今後は警“砂丘”官としても活躍してもらいたい」と、スベり気味に期待した。
今後の広報活動として瀧本は「ゆるキャラを考えたい」と意欲。かつて少女漫画を描くなど絵心には自信があり「狙っていきたい。インパクトある子を産みだしていけたら」とゆるキャラグランプリ制覇に燃えていた。
「とっとりふるさと大使」は05年に初代が誕生し瀧本で51人目。県内出身者に限らず、豪州出身で名前に「とり」があるトリンドル玲奈(24)や、モンゴル出身で鳥取城北高校卒の大関照ノ富士らも名を連ねる。瀧本は10年放送の朝ドラ「てっぱん」でヒロインを務めた際もオファーを受けたが、当時は「女優として一人前になってからお願いします」と断り、就任のタイミングを計っていたという。