なべおさみの妻、元女優笹るみ子さんが肺炎で死去

 俳優・なべおさみ(77)の妻で、タレント・なべやかん(46)の母、元女優の笹るみ子=本名・渡邊瑠美子=さんが17日午後4時48分、肺炎のため、76歳で亡くなった。長男・やかんの所属事務所が報道各社にFAXで報告した。通夜、告別式は遺族の意向により、家族葬として執り行う。

 るみ子さんは、57年に「青い山脈 新子の巻」で女優デビュー。くりっとした大きな瞳、チャーミングな顔立ちで人気となり、映画「大学の山賊たち」(1960年)などの映画に出演。ドラマ「娘の縁談」では北大路欣也と共演した。引退後、おさみと結婚した。

 やかんの所属事務所関係者によると、るみ子さんは先月末に体調を崩した。やかんが病院に連れて行き、そのまま入院。当初は「息苦しい」などと症状を訴えていた。入院後は父おさみ、やかん、姉が病室で看病しており、先週、容体が急変した時、おさみはショックで落ち込んでいたという。

 この日、やかんから訃報を受けた関係者は、やかんの様子について「かける言葉がないくらい落ち込んでいます」と話した。

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