NMB上西恵 卒業を発表…渡辺、小谷らに続きまた1期生が
NMB48の1期生、上西恵(21)が18日、同グループからの卒業を表明した。神戸市内で行われたNMB48の6周年記念ライブで発表した。公演のラストで来年1月1日付の新チーム替えが発表された後、最後に1人残った上西が「NMB48を卒業します」と表明。会場はどよめきに包まれた。
NMBでは今年に入り、1期生の卒業が続いている。1月に近藤里奈、2月に小谷里歩と門脇佳奈子、8月に“みるきー”こと渡辺美優紀が、今月15日には岸野里香が卒業。9月には同じく1期の木下春奈が卒業を発表したばかり。1期生としてデビューした25人のうち、残るメンバーはキャプテンの山本彩(23)ら7人となった。
上西はステージ上で「6年間、ドラマに出させていただき、写真集も出させていただきましたが、どこか現状に満足している自分がいました。立ち止まらないために、私は次のステップに進むことにしました」と説明。しっかりとした口調で「卒業して何をすると今はまだ言えませんが、夢に向かって順番に進んでいきたいです」と語った。卒業時期は未定。
終演後にはステージに1人で立ち、ファンの声援に涙をこらえきれず。「さっきは泣かずに言えたんですけど、皆さんの声を聞くと…。NMB48に入って後悔したことは1度もありませんでした。卒後しても私はNMB48が大好です」と声を張り上げ、会場から「恵ちゃんコール」が沸き起こった。
上西は1期生として2010年のNMB48発足当初から、正統派の中心メンバーとしてグループを支えてきた。将来の夢は女優と位置づけ、今年は映画「愛MY」で初主演を務めた。6月には妹の上西怜(15)が同グループに5期生として加入し、姉妹で在籍していた。
名字の読みは「じょうにし」だが、ネットで「上西」を検索すると、上西小百合衆院議員(33)のお騒がせ関連のページがずらりと並ぶため「『上西恵』が一番に出るように頑張れたらなと思います」と対抗心を燃やしたこともあった。