大野拓朗 「猫忍」で映画初主演 癒やし時代劇「猫侍」スタッフが集結
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で若旦那・清を演じた俳優の大野拓朗(27)が、来年公開予定の映画「猫忍」(ねこにん)で、映画初主演を務めることが18日、分かった。
「猫忍」は、猫と時代劇を組み合わせた“癒し時代劇”という新ジャンルで話題となり、映画化もされた、北村一輝主演のドラマ「猫侍」のスタッフが手がける。来年1月からドラマ版が放映され、終了後に映画が公開される予定となっている。
映画初主演で、ちょっと抜けているコミカルな忍者役を演じる大野は「忍者は、男のロマンだと思います」とコメント。「今回、本物の忍者として生きるということで、アクションも仕草も忍者になりきるため、たくさん勉強し、練習しました。子どもたちや世界中の人たちに憧れられる忍者になれたらと思います」と意気込んだ。
作品については「ゆるくて、優しくて、あったかくて、かわいさに癒される、ほっこりする作品」とPR。「気楽に観れる作品なので、日々の安らぎになればいいなと思います。猫好きの方も、そうでない方も、癒されること間違いなしの作品です」と話した。
大野は2010年、ホリプロ創業50周年記念事業「キャンパスター☆H50」でグランプリを獲得し、同年、映画『インシテミル7日間のデス・ゲーム』で俳優デビュー。今年前期に放送された「とと姉ちゃん」で、ヒロインの祖母(大地真央)が営む材木問屋の“ウザカワ”な若旦那を演じて注目を集めた。