越前屋俵太 休業中は京大や関大で教えていた!
「探偵!ナイトスクープ」の初代探偵などとして活躍したタレント・越前屋俵太(54)が22日、大阪市内で開催された「道頓堀リバーフェスティバル」に書家・俵越山として登場。芸能界からは引退状態にあったが、「約20年ぶり」にファンの前に姿を見せ、タレント復帰に意欲を見せた。休業中は書道以外に教育という意外な分野で仕事をしていた。
現在は母校でもある関西大学で非常勤講師として「オモロジカル・シンキング」を教えている。俵太によると「物事を論理的に考える(ロジカル・シンキング)だけでは、伝わりにくいことを、面白く伝える考え方」だという。京都大学でもデザイン学での演習アドバイザーを務めており、こちらは街に出てのフィールドワークをサポートするものだ。
「大学講師」と聞くと、タレントからはかけ離れているように見える。しかし、「探偵-」のみならず「巨泉の使えない英語」では海外リポーターとしても活躍していた俵太にとっては「笑い」を使ってコミュニケーションを取るのは得意分野。ジャンルは違えど、根っこの部分は共通していたようだ。
リポーターとしての自身については「今は時代も違うし、コンプライアンスも違う。当時やってたことは、今ならダメなこともいっぱいあります」と苦笑いで振り返った。時代の流れもあって「あのままやってても、(仕事が)面白くなくなると思って」第一線からは身を引いたが、引退は否定。「(休業中に)出会った人と、また面白いことができたら」と意欲を燃やしていた。