テレビ朝日は２５日、都内の同局で定例会見を開き、大麻取締法違反の疑いで逮捕された女優の高樹沙耶容疑者（５３）が出演した人気ドラマ「相棒」の再放送などについて亀山慶二常務は「今後は状況を確認しながら」と慎重にコメントした。

　高樹は「相棒ｓｅａｓｏｎ１０」第１話まで、小料理屋「花の里」初代女将の宮部たまき役で出演していた。亀山常務は「まだ詳細がわかっていない」と前置きした上で「とりあえず、本日の再放送は彼女が出ていない作品に差し替えて対応した」とコメント。今後については「大変な数の作品数になるので、系列局を含めていろんな対応が必要になる」と語った。

　しばらくの間は再放送など様子を見ることになるのか？という質問にも「これから考えて対応するしかない」と話していた。

　同局広報によると、会見時点では高樹被告が否認しているというこもあり、今後の再放送については「しばらくは様子を見ることになる。捜査の行方を注視するとしか言えない」とコメント。ＤＶＤなどについても、回収などの措置は「現状ない」と否定した。