高樹容疑者、18歳で初めて知った大麻の意義をテレビで語る
元女優の高樹沙耶容疑者(53)=本名・益戸育江=が25日、沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を数十グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。高樹容疑者は容疑を否認している。高樹容疑者と同居していた男性2人も逮捕された。高樹容疑者は医療大麻の推進を訴え、今夏の参院選では新党改革から東京選挙区に出馬し、落選していた。
高樹容疑者は今月7日にTBS系で放送された「爆報!THEフライデー」(金曜、後7・00)に出演し、大麻草の意義について熱く語っていた。
「18歳ぐらい」に「海外」で「初めて」知ったという大麻の合法化を訴える活動を突如宣言したのは12年7月。“大麻女優”とバッシングを受けたことを振り返り「その頃が一番つらかった」と告白。「おかしな発言した?気が狂った?」と逆質問し、大麻発言がきっかけで「全てを失って、お金もなくなって。落ちぶれた女優」と明かした。
このころ石垣島に移住。住民からは「敬遠されている空気がありました。それは石垣だけではなく日本全体で」と自らの置かれた境遇を説明もした。
テレビでは「大麻草というのはロープや洋服を作ったりして利用されてきた。麻の実は栄養価が高い」と実用面を訴え、「世界の医学では医療大麻が使われている。健康になるものであり生活にも役に立つものであれば国が検証して使えばいいのでは」と主張していた。