高樹沙耶容疑者”合法大麻”訴え 奇行、炎上…発言の数々
元女優の高樹沙耶容疑者(53)=本名・益戸育江=が25日、沖縄県石垣市の自宅で乾燥大麻を数十グラムを所持していたとして、大麻取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。高樹容疑者は容疑を否認している。高樹容疑者と同居していた男性2人も逮捕された。高樹容疑者は医療大麻の推進を訴え、今夏の参院選では新党改革から東京選挙区に出馬し、落選していた。
12年7月にブログで「大麻草検委員会幹事表明!!」宣言し、バッシングを浴びた高樹容疑者。その後、急激に“合法大麻”発言が増えていく。今年7月の参院選でも医療大麻の推進を訴え、ツイッターは、ほぼ大麻・マリファナの記述やリツイートで埋め尽くされている。これまでの発言を振り返る。
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08年3月12日(ブログより)「私がふんどしを締めている一番の理由は、日本人の誇りと魂を取り戻すためなのです。フリーダイビングやハワイに住むことで地球の素晴らしさと奇跡を悟り、地球人として品性品格のある生き方をしたいという思いでふんどしを締めなおしたというのが私のふんどしのいきさつです」
08年6月23日 高樹が施主の千葉のカフェ建設のため、ブログで「ボランティア」を募集。だが、交通費、宿泊費も自己負担で、宿泊場所について「テントを張れる敷地があります」としたことで、“奴隷扱い”などと炎上。その後、一端ブログを閉鎖する。
12年6月4日(ブログより)「私は、昨年の震災の後出家しています、といってもどこかの宗教に所属もしていません」
12年7月14日(ブログより)「私このたび、大麻草検証委員会の幹事となり、自然回帰活動とともに、この事を多くの方に知っていただきたく活動に参加する事を表明いたします。大麻草につきましては多くの方が誤解をしていると思います。
私個人の感覚からしましては、お酒、たばこ、チョコレートよりも安心で安全で多幸感を得られる、そしてアンチエージングには最高の植物だと信じております。原発が良くて、大麻がだめ?何か間違っていませんか?
正直申し上げます、私の海外の経験で知りました。18才ぐらいに初めて知り、時おり食べたり吸引しましたが、しっかり税金も払い普通の社会生活もしてきました。大麻でこの重苦しい日本の空気はたちまち明るくなる事でしょう!!」
16年5月19日(ブログより)「禁止することは逆にアンダーグラウンドな世界を生むだけだということは現代社会を見れば一目瞭然です。習慣性や中毒という問題に関しては人間という生き物の特性からやり方を考えなければいけない」
16年5月24日(インターネットテレビより)「世界で最も注目されている大麻草の有効性をお知らせしたいと思います。私たちが一番注目しているのは認知症に効果があるということです」
16年5月27日(ブログより)「何故今更大麻なの?と不思議に思う方も多いと思います。実際私は5年前に大麻草の有効利用をと声を上げた時には大麻は麻薬という洗脳がありますので、気が触れてしまったというような誹謗中傷を浴び所属事務所にもやめていただきたいと言われてしまったほどです」
16年6月7日(インターネットテレビより)「いまは50過ぎて余生。素潜り(フリーダイビング)のころは環境活動家としてもてはやされたけど、いまは大麻のことで誤解受けてる真っ最中で、誰も私を呼んでくれないの」
16年6月22日(公示日の街頭演説などで)「(大麻は)250以上の疾患に効果がある。みなさんが健康になることがいっぱいある。世界の医療現場で使っている」
16年7月11日(敗戦の弁)「医療大麻の世界の現状を知ってもらった。医療大麻の活動は市民活動としてやってまいりたい。生涯の仕事」
16年10月22日(逮捕前最後のツイート)「米政府、合法大麻で年165億円の医療費を節約」(という記事をリツイート)