タレントの熊切あさ美が２７日、フジテレビ系「バイキング」に生出演し、「芸能人に対し売名行為という批判は禁止」という提言を行ったが、坂上忍から「よくいえたな」など苦笑された。

　熊切は「芸能人自体が名前を売るお仕事。売名行為が芸能人の仕事だから」と提案の意味を説明。すると坂上は「（芸能人が名前を売るというのは）オファーがあって、仕事引き受けて、それが評価されて名前が売れるってことであって。それが売名行為？」と首を傾げたが、熊切は「名前を売るという意味では売名」とコメントした。

　ただ熊切は、売名批判こそ禁止しているが自分は「売名しているつもりはない」と断言。それなのに、何をしても「売名」と批判されてしまうと胸の内を明かし「ブログで、ガレッジセールのゴリさんの手をアップしたら『そうまでしてニュースになりたいのか』と言われ、断捨離をしたと書けば『思い出捨てるのか』と叩かれる」と訴えた。

　視聴者投票では、熊切の意見に賛成した人は１９％で反対は８１％と圧倒的な大差で否決。これを受け坂上は「２割は同意見の人がいるってことだよ」と励ましたが、熊切は「１つだけ言わせて下さい！売名しているつもりはありませんっ！」と絶叫。だが薬丸裕英からは「そういう言い方がダメなんだよ」と冷静に突っ込まれていた。