橋下氏、政治資金規正法の改正熱どうなった「政治部記者は国会議員のおごりで飲んでる?」
前大阪市長の橋下徹弁護士が、ツイッターで、3カ月前には方々で改正が叫ばれていたはずの政治資金規正法など「政治とカネ」の問題が、忘れ去られたかのような現状に「メディアの追及がなぜ国会議員に向かわないのか不思議」と疑問符をつけ「政治部の記者は国会議員のおごりで飲んでいるから?」とツイートした。
経済学者の高橋洋一氏が全国で、地方議員の政務活動費を巡る問題が続出していることに「腐敗改善には書類の徹底したネット公開を」と提言したツイートに向けて、橋下氏は「ただ本丸は国会議員の月額100万円文書通信交通滞在費と月額65万円立法事務費。領収書すらつけなくていいので、そもそも不正が発覚しません」と投稿した。
今年は舛添要一前東京都知事の国会議員時代からの公金の公私混同疑惑が発覚し、各方面で政治資金規正法が「ザル法」だと改正が叫ばれた。しかし秋の国会では、橋下氏の古巣の維新が改正案提出に動いているものの、3カ月前がウソだったかのように、改正論議が冷めた感がぬぐえない。
橋下氏はツイッターで「新聞メディアが地方議員の政活費の徹底追及をやっているのに、なぜ国会議員に向かわないのか不思議。政治部の記者は国会議員のおごりで飲んでいるから?」と記した。