平幹二朗さん代役に鹿賀丈史「想い受け継ぎ、魂込めて」 NHK「精霊の守り人」

 10月22日に亡くなった俳優・平幹二朗さん(享年82)が務める予定だったNHKのドラマ「精霊の守り人」シーズン3(2017年11月放送予定)の代役を俳優の鹿賀丈史(66)が務めることが31日、分かった。同局が発表した。

 同ドラマはNHK放送90年を記念した大河ファンタジー。綾瀬はるか主演で、3年にわたり全22回で放送される。平さんは聖導師役を演じていた。

 鹿賀は「平さんの想いを受け継ぎ、魂込めて務めさせて頂きます」と気合十分のコメント。平さんとは何度か共演しており「全身全霊をかけたお芝居を間近で見て、あれほど元気でいらっしゃいましたのに、残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

 ドラマはシーズン1が今年3月から全4回放送され、シーズン2が17年1月放送予定となっている。綾瀬演じる女用心棒のバルサは、父である帝(藤原竜也)に命を狙われる新ヨゴ皇国の第二王子チャグム(小林颯)を守りながら旅を続けている。聖導師はかつての帝の教育係で、政治をつかさどる補佐役を務めている。NHKはすでに収録を終えているシーズン2については「そのまま放送する」と発表していた。

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