氷川きよし“凱旋ライブ”  陽岱鋼と学園栄誉賞

 演歌歌手の氷川きよし(39)が1日、福岡市内のホテルで開かれた、母校・私立福岡第一高校を運営する都築学園グループの創立60周年式典に出席。プロ野球日本ハムの陽岱鋼外野手(29)とともに学園栄誉賞を受賞した。氷川は先輩・後輩の卒業生や関係者が見守る中、都築仁子総長から「母校の名誉を広め、学園の誇り」と表彰状を授与されると白い歯を見せた。

 同校での3年間は“氷川演歌の原点”そのもの。中学時代からポップス歌手志望だったが、恩師から演歌を勧められて挑戦し、カラオケ大会などで優勝。本格的に取り組むようになったという。その後3年間、老人ホームでの慰問歌唱を続けた氷川は「『歌ったあとに“元気ですか?”とか声をかけることが大事なんだよ』と教わり、感謝の気持ちをもつ演歌の心を培った」と振り返った。

 現役生とも交流し「勉強も恋もいっぱいしてほしい。僕は苦い恋しかなかったけど、意味のないことなんてないから、たくさんの経験をして」とエール。終了後は「励まされた。初心を忘れないで頑張ろうとフレッシュな気持ちを思い出せた」と決意を新たにした。

 現在東北ツアー中で10月31日に山形公演を終え、2日に盛岡公演を控える中、福岡入りした氷川は“凱旋(がいせん)ライブ”も行った。最新曲「みれん心」や、地元を舞台にした村田英雄さんの「無法松の一生」など4曲を披露。卒業から20年分の成長を歌声に乗せ、「歌の道を生涯歩むと腹くくった。お客さまがいる限り歌いたい」と約束した。

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