元戦隊ヒーロー・阪本良介 食道がんで余命一年宣告…TVで明かす
イケメン戦隊ヒーロー映画「超電子バイオマン」(1984年)などに出演し、“第二の若大将”と呼ばれたこともあった俳優・阪本良介(57)が今年5月、食道がんでステージ3と診断され、治療しなければ余命1年と宣告されていたことが4日、分かった。TBS系「爆報!THEフライデー」で明かされた。
阪本は全身管につながれた姿など闘病中の痛々しい姿も公開した。
阪本ががん宣告を受けたのは今年5月。ガン細胞は幅5センチもあり、リンパ節にも転移していた。医師からはステージ3と告げられ、治療しなければ余命一年との診断だった。
ガン細胞が食道を半分近くふさぎ、まともに食事ができない状態に陥っていた阪本は、がんの摘出手術を受けた。胃の3分の1を摘出し、食道を15センチ切除、胃と食道をつなげた。胃は半分になった。術後、入院していたが、もとより借金生活を送っており、入院費がかさむため、2週間で退院した。
番組には09年に結婚した元女優の妻・東己(ひでみ)さん(53)とともに登場。結婚後、阪本のために個人事務所を立ち上げたが1000万円の借金を背負う。がんの治療費などでさらに生活は困窮。東己さんが昼と夜のバイトをかけもちし、1日15時間働き、家では阪本を介護する過酷な日々が続いている。
番組では、退院し、散歩できるほどになった生活ぶりを放送。「手術が成功し、集中治療室で目覚めた時、俺の手を強く握りしめ泣いてたね…ごめんな、心配をかけて。俺、思った。お前ががんにならなくてよかった、俺でよかった、って。これからも元気でいてください」と妻への感謝の気持ちをつづった手紙も読み上げられた。
阪本は退院したが、闘病生活は続いている。