ピース綾部、夢はレッドカーペット 渡米の理由は「スタンド・バイ・ミー」
お笑いコンビ・ピースが4日、フジテレビ系バラエティー「ダウンタウンなう」に出演。綾部祐二は渡米を決断した経緯が、映画「スタンド・バイ・ミー」への憧れから来ていることをダウンタウンと坂上忍に告白した。
小学生時代から同作品が好きだったという綾部。「今年の正月にロサンゼルスに行ったら、米国の知人が『スタンド・バイ・ミー』の脚本家2人がビバリーヒルズにいると教えてくれたので、遊びに行った」と、脚本家に会う機会に恵まれたという。
「清水焼の茶わんを持って家へ行ったんです。そしたら2人が喜んでくれて『このお返しをしなきゃなんないな。英語を覚えてアメリカに来い。恩返しを映画でするから』と。社交辞令だと思うんですが、そういうのがあって、ロスが呼んでいると思った」と背中を押されたという。
さらに、昨年トム・クルーズが映画のプロモーションで来日した際のエピソードも挙げ「新宿でレッド・カーペットを歩くというので、僕もその後ろを歩かせてもらった。その時、トム・クルーズが振り向いて僕に目配せした。お前後ろで良いのか?と言ったように見えた」と想像を交え振り返った。
坂上忍は「ハリウッドスターを目指してると聞いて、ふざけんじゃねえよと言ったんだ」と、フジテレビ系ワイドショー「バイキング」内で、綾部の米国行きに激怒した話を再び持ち出すと、綾部は「目指しているのは目指している」と大まじめな表情。
「日本にいても、芸人も映画に出してもらうじゃないですか。一回でいいからコメディアンとして有名になって、一度で良いからレッドカーペットを歩きたいと思ってしまった。急に歌手になって、光を浴びてハリウッドデビューからレッドカーペットというのでもいい」と、なぜかレッドカーペットへの強いこだわりを語った。
最後はダウンタウンに対して「浜田さんに(渡米の)お電話させていただいた時、『金は大丈夫か』と言っていただいた。松本さんも『解散だけはしたらあかん。吉本も辞めるな』と。楽屋を出る時にも『頑張ってな、いや、がんばろな』と言ってくれた」と気遣いに触れ、号泣。
「この世界に入ったのはお2人のおかげ。憧れていたので。だからここでこうやってお話しさせていただくことになった」と涙ながらに話した。