古舘氏、低俗指摘の裸芸を肯定 「僕はパンツ一丁の男を実況していた」
フリーアナウンサーの古舘伊知郎氏が6日、ダウンタウンの松本人志がレギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ「ワイドナショー」(日曜、前10時)に初出演した。
番組では、裸のお笑い芸人が出演したTBS系のバラエティ番組がBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象となった話題をピックアップ。
古舘氏は「自主規制にまみれたテレビ業界に対する挑戦だったのかも」と番組製作に関して持論を展開した上で、審議入りについては「僕は裸に対するコードというかラインはものすごく低い。僕はプロレスの実況で育ててもらってますから、パンツ一丁の男たちがほぼ裸でやって、股間を押さえるとか、股間痛打だとか、実況しているんだから放送コード、めっちゃ低い。裸の何が悪いのと思っちゃう」とコメントした。
さらに「低俗な番組の中に光るセンスとか、低俗のまま終わるとか、そこに番組の出来不出来がある」と裸に関しては否定することはなかった。
一方、大晦日の「笑ってはいけない」で審議入りを経験している松本は、「エガちゃんがお尻から粉を出して、誰かの顔にかかったのが(BPOに)引っ掛かった」と苦笑い。
裸については「BPOにちんこ出し放題でいいですよって言われても、僕らもそんなちんこばかり出していられない。ウケなくなってくるし。あかんあかんと言われてポロッとがいい」と“チン論”を展開。テレビ番組欄に「チンマークを付けておいてくれれば、チャンネル変えるから」と笑わせていた。