トランプ勝利予想の木村太郎氏、優勢報道に「当然」
ジャーナリストの木村太郎氏が9日、フジテレビ系「バイキング」で、米大統領選でトランプ氏が票を伸ばしている状態に触れ「初めからこうだったんですね」と、トランプ有利を改めて訴えた。
番組では、朝から続く米大統領選の速報を放送。日本時間正午時点では、フジテレビの速報ではクリントンが109、トランプが150と、トランプ氏が票を伸ばしていた。
これを受け、MCの坂上忍は「さあ、木村さん、大善戦というか木村さんにとっては、善戦でもなんでもないですか?」と質問され、木村氏は満を持してコメント。トランプカラーの赤いネクタイを締め「初めからこうだったんですね。実は。だけど日本の識者と言われる人は何をやっているかというと、ニューヨークタイムスとワシントンポストとCNNを見てそれで判断している。だがその3つは全部ヒラリー支持。こんなにえげつなく攻撃するのかというぐらい、ヒラリーを支持してトランプをたたいている」と説明。
その一方で「ネットなどはトランプ支持が広がっている。それを見れば今日のトランプ優勢は当然考えられた」とコメント。ただ途中では「トランプが勝つと言っているだけで、トランプが好きと言っているわけではない」とも説明していた。
木村氏は、同局「とくダネ!」にも出演。小倉智昭キャスターから「様々な番組でずっとトランプを押し通して…」と紹介され「もうずっとトランプです」と断言。そして「ヒラリーの腐敗」と書いたフリップを掲げ、「トランプのせいではなく、ヒラリーの問題。今回は腐敗政治家どちらを選ぶかという問題。ところがヒラリーさんの腐敗はとてつもない」「アメリカ国民は許さない。勝たせてはいけないと思っている」とコメントしていた。
これを聞いたデーブ・スペクターは「まったく理解できない」と木村氏の考えに嫌悪感を示したが「理解できなくてもこの腐敗はすごいよ」と、ヒラリー氏攻撃の手を休めることは無かった。