俳優の草刈正雄（６４）が９日、東京・霞ヶ関の文化庁を訪れ、１３日からＢＳ－ＴＢＳで放送される同庁協力の「日本遺産」（日曜、前９・３０）の開始に先駆け、宮田亮平長官（７１）に表敬のあいさつをした。番組は文化庁が認定した「日本遺産」の魅力に迫っていくシリーズ。草刈はナレーションを担当し、将来的には画像の方にも登場する予定だ。

　宮田長官は「草刈さんは声がいいし、イントネーションもいい。間合いの取り方も素晴らしい」と絶賛。草刈が「絵（画像）にも出てほしいということなので、たまにはと思っています」と話すと、長官は「ぜひぜひ登場してほしい。番組の魅力が深まる」と熱望した。

　草刈は３７件認定されている日本遺産の中で「尾道で撮られた映画は結構ありますね」とその魅力を思い出していた。