ヒラリー氏のUFO機密公開公約も幻に…月刊「ムー」は急きょ記事差し替え
世界の超常現象などを扱う雑誌「月刊ムー」すら、米大統領選でのドナルド・トランプ候補の勝利は驚きの結果だった。9日、都内で行われた「世界最恐スポット祭り」というイベントに出演した三上丈晴編集長が、選挙の結果を受けて記事の差し替えをしてきたと明かした。
イベントの直前にトランプ候補の当選確実が報道されたため、「まさかトランプが、みたいな。急きょ記事差し替え(です)」と編集部のドタバタぶりを紹介した。というのも、ヒラリー・クリントン候補が当選した場合は米国が持つUFO機密を公開すると約束していたためで、UFOや超常現象を取り扱う「月刊ムー」としては、ヒラリー大統領誕生を熱望していた。
だが、その期待は打ち砕かれ、急きょ編集会議を開催したという。「急きょ記事を差し替えて、トランプ大統領を予言した人がいた、というようなことを。さっき編集部で会議して変更になりました」と舞台裏を明かしていた。転んでもただでは起きない「月刊ムー」だったが、それだけトランプ大統領誕生のインパクトが大きかったようだ。