デヴィ夫人（７６）が９日、フジテレビで放送された「モシモノふたり」（水曜、後１０・００）でお笑いタレント・庄司智春（４０）とのおためし同居生活を公開した。庄司はマナーから何から何まで、やることなすこと、夫人に叱られっぱなしとなった。

　夫人の豪邸での同居。夫人宅を訪れてから２時間後、喉の乾きが我慢できなくなくなった庄司が「すいません、なんか、喉が渇きましたね」と切り出すと、夫人は少しムッとした様子で「シャンパンでもご馳走しましょうかねえ」と反応。その後、「（そういうことは）お客様が言うよりも、私が頃合いをみて言いますから」と説教した。

　家でもお手伝いさんや庄司にブチ切れまくりの夫人に、スタジオのゲストもどよめき。藤田ニコルは「（飲み物のこと）早く言ってあげてよ～」「マナーに対して厳しいのに、そういうのは知らないんだ～」とツッコミを入れた。

　坂下千里子も「２時間（飲み物が）出てこないのは、けっこうツライですよね」と話し、ＭＣのバナナマン・日村も「（喉）カラッカラでしょう、緊張で」と庄司の胸中を思いやった。

　夫人は食事の席でも手土産を持参せずに訪問した庄司に説教。「あなた、私のお家、初めて来るのに、花束を、とか、チョコレートを手土産に、とか思いませんでした？」とブチッ。庄司が「一番喜ばれるのはシャンパン？」とたずねると、うなずいた。

　これには日村も「それ（手土産のこと）、自分から言うのってどうなの？」と夫人にチクリ。坂下が「夫人はこれからの人生、庄司君が恥かかないために、教えてあげたんじゃない？夫人って、人間的に素晴らしいじゃない？」と意味ありげにコメントすると、スタジオは爆笑となった。

　番組の最後には、庄司が夫人に「何でいろいろ教えてくださるんですか？」と聞くと、夫人は「絶えず色んな方に教えて差し上げてる。私のような経験をした人はいないから。皆さんに教えて差し上げることを喜びとしている」と話した。