メンズノンノ、オーディショングランプリに美大生の18歳・中川大輔さん
ファッション誌「メンズノンノ」の創刊30周年を記念した「メンズノンノフェス2016」が10日、都内で行われた。イベント内で「第31回メンズノンノモデル公開オーディション」の結果が発表され、グランプリに中川大輔さん(18)、準グランプリに鈴木仁さん(17)、ラボシリーズ賞に若林拓也さん(19)が選ばれた。
中川さんは「グランプリだけを目指していたので、本当に取れてうれしいです。ありがとうございます。何も考えてなかったです」と涙声で喜びを語った。
東京出身だが、高校入学時に両親と一緒に沖縄県糸満市へ移住。武蔵野美術大学に進学したため、上京し、憧れていたメンズノンノのオーディションに挑戦した。中学時代はバスケットボール部だったが、高校時代はもっぱら「海に行って飛び込んだり」していたという。
目標とするモデルは同じ武蔵野美術大学出身の高橋義明。柳俊太郎、坂口健太郎、成田凌という現役モデルが受賞後の取材に同席していたにもかかわらず違う人の名前を出してしまったが「いいんだよ!」と先輩たちから優しくフォローされていた。坂口は「本当にかっこいいし、服がよく似合う」と絶賛していた。
今回のオーディションは全2000通を超える応募から、書類審査で約300人が選ばれ、1次面接で約50人に、さらに2次面接とカメラテストで、この日会場に登場した10人のファイナリストが選ばれていた。ウェブサイトの一般投票も重要な指標にされ、本田翼が特別審査員を務めるなどした中、各受賞者が選ばれた。