トランプ氏はプロレス手法で人気獲得 元WWE所属の市議が分析

鈴木ひろ子氏
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 千葉県の船橋市議会議員を務める鈴木ひろ子氏(41)が、13日、テレビ朝日系で放送された報道番組「報道STATION SUNDAY」に出演し、米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏がプロレスの手法を使って人気を獲得したと分析した。

 鈴木氏は、プロレスではヒール(悪役)とベビーフェイス(善玉)がはっきりしており、ヒールの方が人気が高いと説明。徹底的に悪態をついてファンの注目を集めたヒールが、ベビーフェイスに転じたときに人気が爆発するとした。

 これをトランプ氏になぞらえ「非難を受けることに対して、ガッツポーズをするような感覚があったと思う」とコメント。鈴木氏は夫のプロレスラー・KENSO(42)が米国最大のプロレス団体・WWEに所属していた時に、セコンド役のゲイシャ・ガールとして一緒にリングに上がっていた“経験”を踏まえて、トランプ氏の心境を解説した。

 番組では「ビッグデータ キーワードランキング」で週間1位になったトランプ氏について特集。当選直後にツイッターやフェイスブックなどでトランプ氏の名前とともに検索されたワードが「プロレス」であることに注目した。

 トランプ氏は、2007年にWWE(当時はWWF)最大のイベント「レッスルマニア」のリングに上がり、団体の会長ビンス・マクマホン氏と対決。レフェリーを務めていたレスラーのスティーブ・オースチンに必殺技を食らうなど、憎まれ役をきっちりと務めた。13年には同団体の殿堂入りも果たしている。

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