ジミー・ペイジが演奏しなかったイベント 主催者が返金発表
11日に都内で行われた音楽イベント「クラシック・ロック・アワード」(CRA)の主催3社が20日、公式サイトで、失望した観客にチケット代を返金する声明を発表した。
3社のうちKLab Entertainmentは元レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジについて「来日公演は20年ぶり」「ジェフ・ベックとジミー・ペイジは、日本初共演を果たす」と発表。同社の真田哲弥社長はSNSで「ジミー・ペイジとジェフ・ベックのセッションは多分これが見納め」と記した。
当日、ペイジは演奏せず、ベックへのプレゼンターとして約2分間、姿を見せただけ。一部の観客が会場で主催者に抗議し、ネット上でも批判が相次いだ。チケットは1万8千円~30万円だった。
声明では「誰がプレゼンターで誰が演奏するのかということについて認識の相違があったことを確認しました。この認識相違により一部のご来場者様のご期待に応えられなかった」という表現を使用。「失望されたご来場者様には、チケット代金をご返金させて頂きます」としている。
また、次回のCRAを来年、東京で開催することも発表した。