スキマスイッチ、名曲「奏」をセルフリメーク 映画主題歌起用で、作風に合わせ
男性デュオ、スキマスイッチが、代表曲「奏(かなで)」を映画「一週間フレンズ。」(来年2月18日公開)の主題歌としてセルフリメークすることが20日、分かった。
W主演の川口春奈(21)と山崎賢人(22)が演じる高校生の純愛を描いた作風に合わせ、04年発売のオリジナル版でのボーカル・大橋卓弥(38)の歌声に、常田真太郎(38)が新たにレコーディングした楽器演奏を加えた“若返りアレンジ”。「奏(かなで) for 一週間フレンズ。」として来春配信リリースを予定している。
「奏」は今年上半期の「DAMカラオケリクエストランキング」でトップ10入りするなど、根強い人気のラブバラード。クリス・ハート、高橋真梨子らもカバーした名曲だ。
映画はヒロインが記憶障害を患っている設定で、「何度忘れられても、君が好き」といういちずな恋と、歌詞の親和性が高いことから、製作サイドが主題歌としてオファー。スキマスイッチの2人は「13年前に制作した楽曲にこんなにもすてきな未来が待ってるとはいったい誰が予想したでしょうか」と快諾し、求められた「青々しさ」を表現するようにリメークした。
主演の2人にもなじみ深い曲だといい、川口は「大好き過ぎる、一言一句間違えずに歌えるこの曲が、自分の作品の主題歌になるなんて夢にも思ってなかったです」と大喜び。山崎も「改めて曲を聴き返すと僕が演じている長谷祐樹の気持ちと歌詞がリンクして、胸が熱くなりました」と感激していた。