菅田将暉 渡辺謙に感謝 フラッシュ対策を伝授「正対しないのがいいかも」
俳優の渡辺謙が21日、雑誌「GQ」による「GQ MEN OF THE YEAR(メン・オブ・ザ・イヤー)2016」に出席した。同じく受賞した俳優の菅田将暉に対して、表彰式などの席上でまぶしく照らされるカメラのフラッシュ対策を伝授した。
菅田は今年を「出て行こうと思った1年」と位置づけて振り返った。その言葉の通りにドラマ、映画、CMなど多方面で活躍し、この日のような授賞式・表彰式に招かれることも増えた。ここで悩んでいるのが、撮影用の光だという。
「意外と休みはあるんですけど、大変だったことですか…フラッシュとか明かりに慣れてないんですよ。目がしばしばしちゃって。まだ不慣れでして。笑顔でまっすぐ前を見ようと思うんですけど、その頃には目も開かなくなっちゃって…。ただ口がひん曲がっちゃった男になっちゃって」
自虐的に語った菅田に対して、司会者を通じて助言を求められたのが大先輩の渡辺だった。「正対しないのがいいかもしれないですね。こう(カメラが)あるとちょっと上の方を見ているといいかもしれない」とジェスチャーを交えたアドバイスを受け、「上の方を見るんですか。ありがとうございます」とうなずいていた。
2人以外には小澤征爾(欠席)、吉川晃司、トレンディエンジェル(斎藤司、たかし)、リオ五輪柔道男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋、同じくリオ五輪で陸上男子400メートルリレー銀メダルを獲得した飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、山県亮太が受賞した。