タレント、俳優の坂上忍が２３日、メーンＭＣを務める「バイキング」（フジテレビ系）で新語・流行語大賞にノミネートされるようなブームとなった芸人について、番組出演の際に、はやったギャグを言わせるのを控えてはどうかと提言した。

　１２月１日に発表される今年の新語・流行語大賞を控えてコーナーが企画された。１２年「ワイルドだろぉ」のスギちゃん、１４年「ダメよ～ダメダメ」の日本エレキテル連合、１５年の「安心して下さい、穿いてますよ。」をフリップで紹介。一般的に同賞で入選した後は露出が減り“一発屋”になってしまう、という鬼門になっているという説が紹介された。

　坂上はブームとなった芸人があらゆるテレビ番組に出演し、はやったギャグを披露させられる傾向に「どの番組でもやらせるでしょ。あれ、ちょっと勘弁してあげてほしい」と思いを語った。「本人たちもいい加減、（ブーム期の）後半の方疲れちゃうでしょ。やり疲れちゃってるんです僕、みたいな感じになってるから。いてもらうだけでいいんじゃないの？と思う」とギャグなしでの出演を提言した。