桂歌丸、医師の増量指示も「太れったって無理」 食欲は復調

 落語家の桂歌丸が23日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演し、主治医から体重を増やすよう言われているが「私に太れって言うのが無理」と諦めていると笑い飛ばした。

 司会の黒柳徹子から体重について聞かれると、昨年7月と今年7月に2回腸閉塞を患ったことを振り返りながら、「今の目方なんてみっともなくて言えないですよ。36キロなんてみっともなくて言えないです」と明かした。

 もともとやせ形の歌丸は、40代のころ50キロあったのが最高で、47、8キロを保っていたという。そこへ、病を得てから体重が一気に低下した。痩せていることが原因で胃下垂を起こし、それが腸閉塞につながるとして、医師から増量を求められていると明かした。

 幼いころから家業の都合で夜遅くに夕食をとっていたため、1日2食の生活をしていたことが理由ではないか、と話す歌丸は「今さら朝ご飯を食べて体質を改善しろって言われたって無理ですよ」と苦笑い。ただ、最近は落ちていた食欲も戻ってきたといい、「前は夕飯を食べるのも“仏さんのご飯”だったんです。おかずは食べますけどね、好きなものを。ところが、最近はご飯も茶碗半分ぐらい。おかずもだいぶ、あちこち手をつけるようになった」と快活に語っていた。

 番組の最後には、日本テレビ系「笑点」での盟友関係で知られた6代目三遊亭円楽がVTRで出演した。「やりたい芸をやりたいだけやって、あっちの方に行ってください。死ねませんよ」とのエールに「私があっちの方へ行くときは、あの人を道案内人に連れて行きますからね」と切り返していた。

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