小林麻央「病気が私の人生を代表する出来事でない」…葛藤の先にたどり着いた思い

 歌舞伎俳優・市川海老蔵の妻で、闘病中の小林麻央が23日、ブログを更新し、この日、英BBCの公式サイトに自身の寄稿文が掲出されたことを報告した。寄稿文に記した、病を患ったことで変わった母としてのあり方や、人生に対する考え方について「人間なので、いつでもこんな気持ちでいられるわけではありませんが、私なりの葛藤の先にたどり着いた思いです」と綴った。

 「BBCサイト」とのタイトルでブログ投稿し、「あたたかい励ましをありがとうございます。今日、BBCからお声がけ頂き、寄稿した記事がサイトに更新されました」と報告した。

 麻央は寄稿文について「これまでブログに書いたものに加えて、まとめました。人間なので、いつでもこんな気持ちでいられるわけではありませんが、私なりの葛藤の先にたどり着いた思いです。皆さんに背中を押して頂きました。本当にありがとうございます」と記した。

 寄稿文では、麻央は当初は隠れるように病院に通っていたが「望んでいる自分とはかけ離れた自分になってしまっていた」ことに気付き「自ら、日向に出る決心をしました」と告白。

 また「例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。『まだ34歳の若さで、可哀想に』『小さな子供を残して、可哀想に』でしょうか。私はそんなふうには思われたくありません」と提起し「病気になったことが私の人生を代表する出来事ではないからです」とした。

 「愛する人に出会い、2人の宝物を授かり、家族に愛され、愛した、色どり豊かな人生だからです。病気の色だけに支配されることはやめました」と心境が変化したことを記している。

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