ジャニーズ 会員規約改定へ 消費者団体の指摘は「無関係」
ジャニーズ事務所(東京)が、SMAPや嵐など所属グループやタレントの公式ファンクラブ「ジャニーズファミリークラブ」の会員規約を来年中に改定する方向で作業を進めていることが23日、事務所への取材で分かった。
規約の一部を巡り、国認定の適格消費者団体「消費者被害防止ネットワーク東海」(名古屋市)が10月に「消費者保護の観点から不適切」と是正を求め、インターネット上で話題になっていた。事務所は「見直し作業は今年春ごろから進めており、消費者団体の指摘とは無関係」とした。
消費者団体は、規約のうち「予告なく改訂することがある」「退会処分とされた会員は損害賠償など一切の権利行使ができない」との部分に関し、消費者契約法に「抵触する」などと指摘していた。