KinKi Kidsデビュー20年目に悲願達成 大みそか“紅白シフト”はまった
大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・15)に年内で解散が決まっている5人組グループSMAPが出場しないことが23日、分かった。一方、人気デュオ・KinKi Kidsはデビュー20年目の節目で初出場することが決まった。CMで浦島太郎として歌唱した桐谷健太(36)、THE YELLOW MONKEY、RADWIMPS、女性演歌歌手の市川由紀乃(40)らも初めて晴れ舞台を踏む。出場歌手は24日に発表され、初出場組の多くは東京・渋谷の同局で会 見を行う。
KinKi Kidsがデビュー20周年イヤーに悲願の初出場を決めた。デビュー前のJr.時代、“兄”と慕うSMAPのバックやゲスト出演など5回、紅白に出演した2人だが、ついに初めて出場歌手として名を連ねる。
“紅白シフト”がきっちりとはまった。1997年7月に「硝子の少年」でCDデビューしたジャニーズ事務所初のデュオは例年、12月30、31日に東京ドーム公演を開催。今年は12月22、23日に東京ドーム、2017年1月1、2日に京セラドーム大阪公演と大みそかの予定を空け、夢舞台への準備は万全だった。
ジャニーズ勢では、V6がデビュー20周年イヤーの14年に紅白初出場、15年はデビュー35周年を迎えた近藤真彦(52)が19年ぶりに出場するなど、記念年での出場が目立っていた。今年は2人が20周年イヤーに突入することから出場を期待する声が高まっていた。
歌手としての実績も申し分ない。デビュー曲からミリオンを達成。「デビュー以来シングル連続初登場1位」のギネス記録を持ち、16年11月2日発売「道は手ずから夢の花」で37作連続初登場1位。現在もギネス記録を更新している。NHKへの貢献度も高く、昨年には音楽番組「いのちのうた」で総合司会を務め、今月17日にはNHK総合「SONGS」でインタビューなどが放送されていた。
昨年にトリを務めた近藤は今年出演しないが、ジャニーズではTOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの出場が内定している。