大みそかに生放送される「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・１５）の出場者４６組が２４日、都内で発表された。１２月３１日をもって解散するＳＭＡＰは出場者リストに名前はなかった。今後は特別枠での出演へ向けて同局が交渉を続ける。

　デビューした９１年からのべ２３回出場、大トリを含めトリを６回務めた国民的グループの名はなかった。ＳＭＡＰは０１年はメンバー稲垣吾郎（４２）の謹慎、０４年はシングル発売がなく、コンサートも未開催だったことから紅白を辞退。今年も０４年同様、シングル発売、コンサートはなく、今夏の民放歌特番もパフォーマンス出来る状況にないと出演を見送っていた。

　出演に向けては、ＮＨＫの籾井勝人会長（７３）がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長（８５）へ“直接出馬”の意向を示すなど尽力していた。今後は１３年に演歌歌手・北島三郎（８０）が紅組・白組の枠を超えた“究極の大トリ”として紅白卒業を飾ったようなスペシャルな出演を呼びかけ、奇跡の出演へ望みをつないでいく。