紅白、和田アキ子は落選…NHK、今年の活躍、世論支持などで「総合的に判断」

 第67回紅白歌合戦の出場歌手が24日、東京・渋谷のNHKで発表。これまで39回の出場を誇る大御所・和田アキ子が落選となった。落選理由について、NHKは判断要素である「今年の活躍」「世論の支持」などを挙げ「総合的な選考で判断した」と説明。和田はコメントを発表し「正直悔しい」「和田アキ子は、これからも歌い続けていきます!!」と宣言した。

 和田は1970年に初出場。78年まで9年連続で出場を果たした後、1986年に復帰し、以降は30年連続で紅白出場。今年は31年連続の出場を目指していた。トリを務めることも7回、紅組司会を務めたこともあるなど、紅白の“顔”として活躍した。

 紅白担当の矢島良チーフ・プロデューサーは「和田さんについては39回、紅白に出ていただいて、紅組のリーダーとか、司会とか、多大なるご協力をたまわってきて、我々としては感謝の気持ちでいっぱいです。今年の選考ということに関しては総合的な選考で判断させていただいたということです」と語った。落選の理由について、踏み込んで質問されたが、「3つの要素ですね。選考理由に書かせていただいている3つの要素を検証しながら、ということです」と(1)今年の活躍、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出に合致するかの3点から判断したと語るにとどめた。

 和田は同日に書面でコメントを発表。「今回、この様な形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります。」と心境を吐露した。

 一方で「紅白歌合戦には色々と勉強させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。」と謝意を示し「これも、これからの歌手人生のための1つの通過点。和田アキ子は、これからも歌い続けていきます!!いくつになっても、声が出る限り、誰かの心のオンリーワンの歌手になれるように、今後も精進していきます。」と誓った。

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