大みそかに生放送される「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦」（後７・１５）の出場者４６組が２４日、都内で発表された。初出場のＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓ、ＰＵＦＦＹ、宇多田ヒカル（３３）ら１０組。女性歌手で歴代最多３９回出場を誇る和田アキ子（６６）は４０回目の出場を逃した。

　デビュー２０周年記念イヤーに出場を決めた。会見に出席した堂本光一は黒のスーツ姿、堂本剛はワインレッド色のジャケット姿で登場。同じく初出場の欅坂４６と同じ色の衣装だったことから剛は、あいさつでなかなか立ち上がらずに座り続けた。光一から「（ＫｉｎＫｉは）あなたもですよね？」と突っ込まれると、剛は「スタンディングが遅れたのはわけがありまして、欅坂さんと勘違いしまして。（服の）色味が…すみません。頭では分かっていたんですが体が欅坂と思い込んだ。申し訳ありません」と関西出身らしくボケてみせ、初出場には「感謝してます。全身全霊のパフォーマンスをしたい」と意気込んだ。

　２人はＳＭＡＰのバックや企画で過去に５回、紅白に参加。出場者として初めて名を連ねた光一は「２０周年に向かっていく１６年に何か違ったことができたらと思っていた。大みそかは東京ドームで１８年くらい、（公演を）やり続けてきました。２０周年に向かっていく年に紅白に出場させていただくのは、喜ばしく思っています」と出場を喜んだ。

　２人は例年、１２月３０、３１日に東京ドーム公演を開催。今年は１２月２２、２３日に東京ドーム、２０１７年１月１、２日に京セラドーム大阪公演と大みそかを空けて吉報を待っていた。