女優・大竹しのぶ“歌手として”初出場 「夢のような気持ちです」
大みそかに放送される「第67回NHK紅白歌合戦」の出場者が24日、発表された。歌手として初出場となった大竹しのぶは同局内での発表会見にビデオメッセージを寄せ、思いを明かした。
「大竹しのぶです。この世界に入って、四十何年…。紅白に初めて出場することになりました。私自身が本当に驚いております。本当にビックリしました。でも歌は大好きで、舞台の上でも、CDとか、いろいろ歌う機会を与えていただいて。歌で紅白歌合戦に出られるとは、本当に夢のような気持ちです」と感想を語った。
過去に審査員としては何度か参加しているが、その中での失敗談も披露した。初めて審査員を務めた時に、「どちらが勝つと思いますか」と聞かれて思わず「どちらでもいいです」と答えてしまったという。「それぐらいみんなが一生懸命歌ってらっしゃる姿を見て、『どちらにも勝たせたい』というのを間違えて『どっちでもいいです』と言ったのが18歳の時でした」と恥ずかしそうに振り返っていた。
「紅組が勝って『やったあ、勝ったあ』というのを味わってみたいと思います」と初々しく語った大竹。「表現者として歌を歌う私が選ばれた意味を納得していただけるような歌を届けられたら良いなと思います」と決意を新たにした。