紅白、有働アナ見送り理由 五輪モードで「切り替え」
大みそかに放送される「第67回NHK紅白歌合戦」の総合司会を武田真一アナが務めることが24日、発表された。「ニュース7」を担当する報道畑のエースで、歌番組を担当するのは初めてだという。
“畑違い”の武田アナを起用した理由について、番組担当の矢島良チーフ・プロデューサーは「武田さんは多くのニュースの現場とかで、ライブでコメントを届けてくださるすごいアナウンサー。紅白もあらためて生放送、ライブ感を大事にしたい」と説明した。
一部では過去の紅白での実績なども踏まえ、有働由美子アナが有力ではないかという声も上がっていた。
矢島CPは、有働アナの起用を見送った理由について問われると「有働さんでない理由は、ないですけど…4カ年計画のスタートの年ということもありますし、そこは切り替えてやろうか、ということです」と語った。
紅白歌合戦は2020年の東京五輪・パラリンピックを意識し、今年から2019年までの4回すべてで「夢を歌おう」をテーマに掲げる。この4年間を「4カ年計画」と位置づけて、さまざまな変革や挑戦をしていく。