大みそかに放送される「第６７回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・１５）の出場歌手４６組が２４日、東京・渋谷の同局で発表された。初出場は宇多田ヒカル（３３）、大竹しのぶ（５９）、ＰＵＦＦＹ、欅坂４６ら１０組。デビュー２０年目に初の夢切符をつかみ、会見に出席した人気デュオ・ＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓは、持ち前のコミカルな掛け合いで笑いを提供。特別企画としてＡＫＢ４８は、出場する４８人の“紅白選抜”を一般投票で決めることになった。　　

　偶然にも欅坂４６と同じワインレッド色のジャケット姿で登場した堂本剛（３７）は、堂本光一（３７）が立ち上がってあいさつを始めても座ったまま。光一から「（ＫｉｎＫｉは）あなたもですよね？」と突っ込まれると、剛は「欅坂さんと勘違いしまして。（服の）色味が…すみません。頭では分かっていたんですが体が欅坂と思い込んだ」と“衣装かぶり”をネタにした。

　「先輩のバックとかで、ちょこちょこ出させていただいた」と紅白の印象を語った光一は、初めて出場歌手に名前を連ね「２０周年に向かっていく年に紅白に出場させていただくのは、喜ばしく思っています」と感慨深げ。

　「硝子の少年」「フラワー」など名曲メドレーが期待される。剛は「全身全霊でみなさんとすばらしいパフォーマンスを目指し、温かい時間を作れたら。真面目過ぎましたかね？」と笑いも忘れずに意気込みを語った。