漫画家の浦沢直樹氏（５６）が２５日、大阪市内で２６日に開幕する「浦沢直樹展」の会場でトーク＆音楽ライブイベントを行い、終了後に不倫報道について言及した。

　終了後にデイリースポーツなどの取材に対し、１０月に一部週刊誌で出版関係者の５０代女性との不倫を報じられたことを問われると「お騒がせしました」と苦笑い。「すでに否定されているがそのとおりでいいのか」との問いかけが入ったところで、関係者の制止が入り、浦沢氏は「いや、いや」と明確には回答しなかった。

　「今年はいろんな方の報道があるが、まさか浦沢さんが…」との問いかけもあったが、関係者が「このへんで」と制止した。

　この日は約１００人を集めた会場でイベントを行い、音楽活動も行っている浦沢氏は本格的にギターを奏で、ハーモニカを吹きながら楽曲を披露。ノーベル賞授賞式に欠席する意向を示しているボブ・ディランについて「先約って何だ？おネエちゃんか？」と笑わせるなど、軽妙なトークも。

　即興で絵を描いた後に、その絵をテーマに楽曲披露するなど多才ぶりを見せつけた。終了後に起こったアンコールに「そう来るか」と応じるなど、ミュージシャンのようなイベントを展開していた。