和田アキ子「今年は紅白見たくない。とっとと日本後に」 ラジオで紅白落選語る
歌手の和田アキ子(66)が26日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回」(土曜、前11・00)に生出演。不出場となった大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」について、「まぁ、結果ですから。言いたいこと、いっぱいあります。こんなに人の優しさが分かる私に戻してくれて、紅白には感謝しないと。何も私は変わりません。歌い続けます。和田アキ子は不滅です」と前向きに語った。
紅白に和田は女性歌手歴代最多の39回出場し、司会を3回、トリを6回、大トリを1回務めた。今年は節目となる通算40回の出場がかかっていたが、落選となった。30年連続で出演していたとあって、「(年末の)29日のリハから用意して、1日に外国に行くのが毎年恒例になってたから、ルーティーンをどう変えるか。今年は(紅白を)見たくないですね。とっとと日本を後にして」と悔しさもにじませた。
和田は生放送の開始1時間前に、チェック柄のジャケットを羽織り、サングラスをかけてラジオ局入り。デイリースポーツの問いかけに口を開くことはなかったが、大きく左手を挙げて、局の中へと入っていった。
今年の紅白出場歌手は24日に発表され、宇多田ヒカルら初出場10組を含む、46組が決定。会見後に取材に応じたNHKの矢島良制作局エンターテインメント番組部チーフプロデューサーは、和田の落選について、「紅白の歴史の中で紅組リーダーとか、司会とか、多大なるご協力をたまわってきて感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、今年は総合的な選考の中で判断させていただいた」と説明していた。