乙武氏、9カ月ぶりテレビ出演 離婚真相を語る
3月に一部週刊誌で不倫を報じられ、9月に離婚した作家の乙武洋匡氏が27日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演、現在の生活の様子や、離婚の真相、子供たちとは騒動後、会えていない実情を赤裸々に告白した。
番組では、松本人志、東野幸司、ヒロミらが乙武氏の独身生活をしている自宅を訪ねるという形で放送。最初に「テンションが難しいですね。しょぼくれてもお通夜みたいだし」と乙武氏は苦笑。それでも和やかな雰囲気で、乙武氏はぶつけられる質問に真摯(しんし)に答えていった。
現在は、自宅で大学生と勉強会を開いたり、大学院での論文作成を行うなどしており、ほとんど外には出ない生活を送っているという。
離婚の真相について問われると、「妻は、私がしでかしたことは前から知っていた。なので、2人の間でもめ事になることはなかった」と、浮気の事実は妻は黙認していたと明かした。ならば、なぜ離婚となったのかと突っ込まれると、「(妻は)あれだけ大きな騒ぎになるとは思っていなかった。乙武の妻になるということはこういうことなんだと。覚悟していた部分はあったが、想像以上の騒ぎになって、子供を守りたいというのが一番にあった」と、子供のために離婚を選んだとした。
乙武氏は、離婚したくなかった?と問いかけられ「そうですね」とポツリ。騒動後、子供たちとは、まだ一度も会えていないといい、「一生会えないわけではないけど、まだちょっと…。ぼく、まだ(マスコミに)張られているんです。この前美容院に行こうと思ったら、車がついてきた」と、まだ自身の周囲が不安定なため、子供と会うのはもう少し先になりそうだという見解を示していた。
離婚については、小学3年生の長男だけには、話をしたという。「お父さんがお母さん以外の人と仲良くして世間の人に怒られちゃった」と説明したものの、「仲良くすることがなんでいけないことなのか、ピンと来ていない様子だった」と振り返っていた。
乙武氏は、2月28日にテレビ朝日系「聞きにくい事を聞くSP」以来、約9カ月ぶりのテレビ出演となった。