アッコ落選に“家族”が苦言 西川史子「功績考えて」 デーブ「嫌がらせに見える」
女医でタレントの西川史子が27日、TBS系「サンデー・ジャポン」に出演。同じ所属事務所の大先輩、和田アキ子がNHK紅白歌合戦を落選したことについて「今までの功績を考えて、ちゃんと花道を飾ってあげるべき」と苦言。テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターも「嫌がらせに見える」と発言するなど、“アッコファミリー”から一斉にNHK側の決断に疑問を投げかける声が上がった。
紅白の出場歌手は24日に発表されたが、連続30年出場し、今年出場すれば40回目の節目となるはずだった和田は落選。26日に自身のラジオ「アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)に出演した和田は「今年は(紅白は)見たくない。とっとと海外に行きたい」と悔しさをにじませていた。
ホリプロの後輩にあたる西川は、和田の落選を受けて「ホリプロ内はかなりザワザワしてますよね」と証言。紅白について「ヒット曲がないと出れない、じゃなくて、アッコさんの今までの功績を考えて、ちゃんと花道を飾ってあげるべきだし」と卒業宣言した北島三郎とは違い、花道が用意されないまま、突然落選したアッコの胸中を気遣った。
そして「アッコさんの『あの鐘(を鳴らすのはあなた)』を聞かないと1年終わらないという人もいっぱいいると思う。だから何で(落選)なんだろうな」とフォローした。
デーブも「あと1回で40回目ですから、節目を無視して、(NHKの)嫌がらせ的に見える」と指摘。「誰が言い出したのか、『落選』って表現も良くない。しかも全く歌えない人でも平気で出しといて、ちゃんと歌える人が“落選”って、表現よくないですよ」と爆弾発言まで飛び出していた。
一方、演出家でタレントのテリー伊藤は「周りがあんまりフォローするのは微妙。周りは“明日アッコさんに会うから…”ってビビってるから、みんな(発言が)優しいんですよ。テレビを見てる人から見ると、『何、周りみんなでフォローしてるよ』ってことになるから」と“アッコファミリー”の和田擁護に警鐘を鳴らしていた。