元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が２７日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」で“暴言”を吐き、それ以降全く発言できず、ＣＭ中に泣いていたことを爆笑問題の田中裕二に暴露された。

　番組では、女性にお酒を大量に飲ませ、わいせつ行為を行った近大法学部学生の逮捕のニュースを取り上げた。学生は女性に対して「女性は飲食無料」「リムジンに乗れる」などと誘い、パーティーに呼び出していたと報じられているが、杉村は、この件でコメントを求められると「わいせつとかは言語道断です。絶対ダメです。でもちょっと視点を変えると、商売のセンスは感じる」と発言。

　すぐさま西川史子が「どういうこと？」と嫌悪感たっぷりに質問すると「つまり、（呼んでくる）女性はただ、男性にお金を使わせるという…。例えば僕とデーブさんが飲んでいて、酎ハイ１杯しか飲まない。でもそこに吉田アナがきたら、ワイン１本開けようかと…」と、コメントしたところでスタジオの凍り付いた雰囲気を察したのか「申し訳ない！取り消していいですか！」と陳謝した。

　そのコメントに対し、爆笑問題の太田光が「オレオレ詐欺とかも商才に長けているというか、そのアイデアを普通に使えばいいのにという人はいる」などとフォローしたが、結局そのコメントを最後に、杉村は番組中、一度もコメントを発することはなかった。

　そして番組エンディング。爆笑問題が「杉村太蔵、前半の発言以降、ひと言も言葉を発していない」と書かれたフリップを出し、杉村は平身低頭。「今日は全て削除させてください。大変申し訳ない」と頭を下げた。すると爆笑問題・田中が「ＣＭ中、泣いていたのはなぜ？」と暴露。杉村は「ショックがデカすぎて。おのれのアホさ加減に本当に…」と泣いていたことを否定せず、反省しきりだった。