大みそかの紅白出場歌手が２４日に発表されたが、出場歌手よりも、“芸能界のご意見番”和田アキ子の落選が大きな注目を集めた。和田は、土曜にラジオ、日曜にテレビの冠番組（ともに生放送）を持ち、毎週、タイムリーな話題に関しての発言が注目を集めるが、２７日はたまたま駅伝の生放送があり、ＴＢＳ「アッコにおまかせ！」はお休み。落選に関する和田のコメントや反応はテレビで見ることができなかった。

　「－おまかせ」の前番組である「サンデー・ジャポン」のＭＣ、爆笑問題・太田光は、２７日の放送で「今日ね、『アッコにおまかせ！』が（放送）ないって聞いて、ホッとしますよね」と心境を告白。放送作家でタレントのテリー伊藤から「ホッとしてたよね」とつっこまれる事態となった。太田のこの発言に、スタジオでは笑いが起こった。

　この日のサンジャポには「－おまかせ」準レギュラーで“アッコファミリー”の一人、カンニング竹山も生出演しており、落選に関する話題も振られた。竹山は、２６日のラジオ「アッコのいいかげんに１０００回」（ニッポン放送）の前に和田から電話があったことを告白。「元気…でしたよ」とビビりながら？様子を伝え、空白になった年末年始を一緒に過ごすため「（スケジュール）空いてるか？」と聞かれたことを明かした。

　「－１０００回」では、和田は「今年は（紅白を）見たくない。とっとと海外に行きたい」と悔しさをにじませていた。

　和田は今年紅白に出場すれば、４０回目の節目だった。この日の「－おまかせ」に出演したホリプロの後輩で女医でタレントの西川史子は「今までの功績を考えて、ちゃんと花道を飾ってあげるべき」、デーブ・スペクターも「節目を無視して、嫌がらせ的に見える」などと発言。この反応に、テリーは「見てる人（視聴者は）もうちょっと冷静だと思う」と話し、「あんまり周りが擁護するのはよくない」と指摘していた。

　ＴＢＳでは、「－おまかせ」に代わり、この日、「クィーンズ駅伝」が放送された。