ASKA容疑者、復帰も頓挫 妻との関係が悪化、家庭不和から再び薬物か
歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(58)が28日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。容疑を否認しているという。組対5課によると、ASKA容疑者は11月中旬ごろから25日までの間に、覚醒剤若干量を使用した疑いが持たれている。またASKA容疑者は25日午後に、自ら「盗撮されている」と訴えて110番通報。訪れた警察官に任意での尿検査を要請され、陽性反応が出たという。
ASKA容疑者の近況について、古くから知る関係者はデイリースポーツの取材に対し、「彼は才能があるから、もう一回復帰させようという動きもあったが、頓挫した」などと明かした。
復帰が計画されたのは、ASKA容疑者が保釈後に入院した千葉市内の病院を退院した後という。だが計画は進まないまま、ASKA容疑者は東京・八王子の医療施設に入院し、程なく退院した。
また、ASKA容疑者は妻との関係が悪化していたという。必死に支えようとしていた妻に対しても、コントロールが利かない状態で、大げんかをすることもあったといい、関係者は「家庭不和から、再び薬物に手を出したのでは」と話した。
関係者の一部は「(薬物の)入手先はわからないが、裏社会の組織と手を切るのは難しい、直接連絡しなくても入手は可能だから」とし、「ASKAはボロボロだから復帰は難しいという人もいたし、才能があるから復帰させたいという人もいた」と当時の状況を説明。「CHAGE and ASKA」の相方だったChage(58)が新ユニットを結成し、薬物からの回復後にASKA容疑者を加入させる構想も浮上していたという。