薬物逮捕のうたのおにいさん、薬物再使用の引き金は「どこにあるかわからない」
今年4月に覚せい剤所持の現行犯で逮捕され、有罪が確定した、「おかあさんといっしょ」の9代目うたのおにいさん・杉田光央氏が29日、フジテレビ系「とくダネ!」の電話取材に応じ、薬物再犯の恐怖について訴えた。
番組ではASKA容疑者の再逮捕について特集したが、その中で、同じく薬物事件で逮捕され、現在は更生プログラムを受けている杉田氏が電話でコメントを寄せた。
その中で杉田氏は、薬物再犯について「脳が薬物を知ってしまった脳になってしまう。いくら意思が強くても、強い意志を持つ人間であっても、薬物を前にするとすぐに渇望が生まれ、やってしまう危険性があります」と断言した。現在受けている更生プログラムでも、まず最初にたたきこまれるのは「(薬物依存は)一生治らない病気である」と学ぶことだという。
その薬物再使用のきっかけについても「引き金は、どこにあるかわからないと言われている」といい「言い訳をして、薬物の再使用を正当化してしまうということが本当に多々ある」と、どこにでも再犯のきっかけが潜み、それを正当化して、再び薬物に手を染めてしまうという現実を訴えていた。