ASKA容疑者「ギフハブが作ったAR」が監視、と生電話 ミヤネ屋肉声公開

 覚せい剤取締法違反(使用)で逮捕されたASKA容疑者(58)が逮捕直前の28日午後4時ごろ、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」と生電話した肉声が29日、同番組内で放送された。ASKA容疑者は14分間にわたり、逮捕について「(事実)無根」などと激白。やや早口で饒舌に話し続け、盗聴や監視被害を訴え、理解しがたい言葉を発した。

 ASKA容疑者は、「ギフハブ」という組織があり、その組織が作った「ARっていう仮想現実」に自分の行動を監視されている、などと理解不能な主張も展開し、その生々しいやりとりが肉声で放送された。

 ASKA容疑者は「組織があるんですけど、“ギフハブ”っていう。そこが組織を作って今、AR(拡張現実)っていう仮想現実なんですけど、僕のいるところを映したりしてぼくの携帯にもそのアプリが埋め込まれていたんですよ。その証拠もとってるんですね。」「それを見つけたのがおとといなんですよ。あ、昨日(27日)だ、昨日見つけたんだ。それをスクリーンショットで画像にいれて、携帯からそれを削除して、今は多分のぞかれてないと思うんですけど、それは200メートル四方まではズームで追えるというソフトなんです」などと主張した。

 警察が自宅に来た25日夜、任意で尿検査をするよう言われたが、「拒んだんですよ」と最初は拒否したことも明かした。

 ASKA容疑者は、盗聴、盗撮、監視されているなどと25日に警察に通報。様子がおかしかったことから、同日夜、警察が都内の自宅を訪問し、その際、任意で尿検査を行った。結果が陽性だったことから、28日、逮捕された。

 しかし、ASKA容疑者は、「科研(科学捜査研究所)からアンフェタミン(覚せい剤の一種)がバッチリ出てます、って連絡があったらしいんですけど、もう100%!ありえないですから!」と覚せい剤の使用を繰り返し否定していた。

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