ASKA容疑者乗せたタクシー会社が謝罪 映像流出で
覚せい剤取締法違反の容疑で再逮捕された歌手のASKA容疑者が逮捕直前に乗っていたタクシー会社・チェッカーキャブが30日、公式HPでドライブレコーダーの映像が流出した件について「放送された映像の関係者の皆様におかれましては、大変なご迷惑とご心配をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
この日のニュースやワイドショーなどでは、ASKA容疑者がタクシーに乗り込み、道を指示している様子や、お釣りを受け取らなかった様子などがはっきりとわかる映像が数多く流れた。
チェッカーキャブHPでは、車内の様子を記録するドライブレコーダーは防犯や事故原因の究明、安全運転教育への活用などのために装置しているとし、映像は厳重に管理していると説明。
映像の外部提供についても、捜査機関や事故を明らかにするための当事者、保険会社、捜査関係者にのみ提供されるという。
今回のASKA容疑者の件は、これらに該当しない。チェッカーキャブでは、この映像を提供したのはグループ加盟社が行ったものと説明。「映像提供を行った社に対しては、グループとして厳罰を持って対応し、記録映像の管理徹底を図らせる所存であります」とつづり、今後は記録映像について「更なる厳格化をはかって再発防止に全力で取り組んで参ります」とした。
この映像流出については、ネットなどでも問題視する声があがっており、俳優の坂上忍も30日放送のフジテレビ系「バイキング」内で「ああいうの、流しちゃっていいのかな」などと疑問を呈していた。