ティーンに人気のモデルでタレント、藤田ニコル（１８）が１日、日本テレビ系で放送された「耳が痛いテレビ　芸能界カスタマーセンター」に出演。プライベートの隠し撮りに対し、きっぱりと「嫌な気持ち」と伝え、自ら握手を求めた姿がオンエアされ、「正論」「改めてすごい」などと対応の仕方を称賛する声が寄せられている。

　番組では、一般人が勝手に隠し撮りしたら芸能人はどう対応するのか？を検証。喫茶店にいるニコルには内緒で、カメラを回した。

　ニコルは隠し撮りされたと分かると、席を立ち、「隠し撮り、撮りました？撮ってない？ウフフ」と撮影したオバチャンのところに歩み寄り、笑顔を浮かべながら、質問。

　オバチャンは番組側が企画用に仕込んだ人物で、「別に…」「今、１枚だけ…」と言い訳すると、ニコルは「今、すごい嫌な気持ちになった。これからは気をつけた方がいいかもしんない」と忠告。その後で笑顔を浮かべ、「握手だけでもいいですか？」と自ら手を差しのべ、両手で握手した。握手とともに「ありがとうございます」という言葉も忘れなかった。

　ＶＴＲあけのスタジオで、ニコルは「（隠し撮りされたことに気付いたら）言っちゃいますね」とコメント。「普段、もっとひどい撮られ方、ずっとしてるんで」と明かし、「一番ひどいのは、電車乗ってても動画とかずっと回されてたりとか」と隠し撮り“被害”の現状を伝えていた。

　近年、無断で撮影された芸能人の写真がＳＮＳにアップされるなど、隠し撮りに対する意識の低下が問題になることも。芸能人のみならず、一般人の写真が無断でアップされ、トラブルになるケースもある。

　この日の番組企画で、きちんと隠し撮りした本人に注意したのはニコルだけ。この対応に、ネット上では「にこるんだけ反応した！」「それでいーと思う」「かっこよす」「改めてすごい」「正論」などの反応が飛び交っていた。